
EAFF E-1選手権権の決勝ラウンドで活躍した選手といえば、大会MVPを獲得した相馬勇紀(名古屋グランパス)です。3試合3得点2アシストという活躍で、得点ランキング同率1位にも輝いています。普段は名古屋グランパスで左サイドの主力を務めていますが、このE-1選手権でも左サイドで活躍しました。まだ完全に実力が見えているとはいえませんが、有力選手の1人なのは間違いなく、カタールw杯に期待が掛かります。
相馬勇紀(名古屋グランパス)と得点ランキング同率1位を獲得しているのは、町野修斗(湘南ベルマーレ)です。湘南ベルマーレでは最多8得点と攻撃になくてはらない選手で、カタールw杯へメンバー入りの期待が高まります。カタールワールドカップ 予選に期待される有力選手は、特に攻撃陣の層が厚いですが、その中でも注目株となっています。重圧を跳ね除ける活躍を見せたことから、メンタル面にも期待することができるでしょう。
藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)は24日の中国戦で出場はなかったものの、ベンチで試合を観戦して分析の結論を述べています。チームとして、また自身の課題を冷静かつ客観的に分析しており、自分が試合に加わった場合のシミュレーションもしているのが印象的です。チームメンバーとの関係、コミュニケーション能力も良好で、試合に対する意欲と出場できない悔しさも併せ持っています。最終戦の韓国戦では相馬勇紀(名古屋グランパス)にクロス、ヘディングゴールのアシストを見せました。
小池龍太(横浜F・マリノス)は24日の中国戦が代表デビュー戦で、チームの勝利とはなりませんでしたが、90分間で全力を出し切ったと感想を残しています。小池龍太(横浜F・マリノス)は最後まで献身的な奮闘を見せ、波に乗り切れないチームの中で存在感をアピールしました。上手くチームの中でポテンシャルを発揮し切れないことに歯がゆさを覚えたようですが、課題の克服や悔しさをバネに更なる成長に期待です。
西村拓真(横浜F・マリノス)は代表デビューの香港戦で2発、豪快なゴールを決めています。ポジションはトップ下、ワントップの町野修斗(湘南ベルマーレ)との連携力を見せ、ポテンシャルと可能性を感じさせました。初めての代表戦で慣れないチームという条件ながらも、ゴールを決めてチームの勝利に貢献したことは大きいです。ゴールはないですが中国戦と韓国戦にも出場していることから、チームの有力選手として目されていることは間違いないでしょう。