
北海道内のブロックリーグで最後に『道北ブロックリーグ』をご紹介しよう。北海道北部で行われている今リーグでは、以下の協会に登録しているクラブチームが試合を行なうことになる。
- 上川管内南部・留萌管内南部のクラブチーム – 旭川地区サッカー協会
- 上川管内北部・留萌管内北部のクラブチーム – 道北地区サッカー協会
- 空知管内北部のクラブチーム – 北空知地区サッカー協会
- 宗谷管内のクラブチーム – 宗谷地区サッカー協会
上記に書かれている地区協会との間で、チームの入替が行われている。但し2011年までは、空知管内南部のチーム、空知地区サッカー協会も参加していた。2012年以降は道央ブロックリーグにも参加している。
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リーグ形式
2007年までは8チームによる1回戦総当りルールを採用していたが、その後は6チーム2回戦総当りで試合を進めていく。
昇格
リーグ1位のチームはブロックリーグ決勝大会の参加権利を得ることが出来、同大会で定められた成績を収めることで北海道サッカーリーグに昇格となる仕組みである。
降格
2010年度の規定では、4位以下のチームが各地区リーグの代表チームと入替戦を行い、勝利したチームが次年度道北ブロックリーグ所属という内容だった。
それから2011年・2012年度においては、ブロックリーグの5ブロック制移行に伴い、入替戦は別途運営委員会で決定することになっている。なお2012年に関しては、詳細な内容は不明となっているものの、5位のBiei FC Grazieが旭川地区1位の2000Selectionと入替戦を行って、Biei FC Grazieが残留を決めている。
昇降格に関しては。JFL・北海道リーグの昇格降格数により変更があり、詳しくは各協会の協議の上で決定するものとなっている。
ナイエFC
ではここ、道北ブロックリーグで主に活動をしているクラブサッカーチームも紹介していこう。まずは『ナイエFC』という、北海道は空知郡奈井江町をホームタウンとしている。
チームの前身となっているのが奈井江町役場サッカー部から『PLAISIR(プレジール)』と改名されて活動を始める。チーム名の『PLAISIR』というのはフランス語で、意味は娯楽といったものとなっている。
2002年4月にナイエFCと改名することになり、その同年には北空知1部リーグで優勝し、2003年度より道北ブロックリーグに昇格を果たしている。2004年に来た空地1部リーグに降格してしまうも、翌2005年には再度昇格を果たすこととなり、道北ブロックリーグ初優勝も果たすことになる。同年のブロックリーグ決勝大会では残念ながら敗退を喫してしまい、北海道サッカーリーグへの昇格を果たすことは出来なかった。しかし現在でも道北ブロックリーグにて所属・活動を続けている。北空知地区の地元出身の選手も多いことも特徴となっている。
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リオグージョ旭川
次に『リオグージョ旭川』をご紹介しよう。こちらのクラブチームは北海道旭川市を拠点としているチームとなっている。
チームとしての始まりは『ACSC』(Asahikawa City Soccer Club)を設立したことから始まり、2005年に道北ブロックリーグから北海道サッカーリーグに昇格を果たしているが、2006年に最下位で道北ブロックリーグへと逆戻りとなってしまっている。翌年、チーム名を現在のリオグージョ旭川に改名している。なお、チーム名のリオグージョとは、スペイン語で川を意味するリオと誇りを意味するオルグージョを組み合わせてもじった造語となっており、旭川市が川の街である事からそう名づけられた。チーム名を改名して挑んだ2008年の道北ブロックリーグの順位は2位で道北ブロックリーグ残留が決まった。しかし2009年は入替戦に敗れて社会人サッカーリーグへ降格となってしまうのだった。その後、2011年に地区リーグ優勝を飾り、翌年から東北ブロックリーグへ復帰となっている。
2006年にとかちフェアスカイとともにばんえい競馬がチームのスポンサーも勤めていた。旭川市内にある旅館『東花苑』がスポンサーともなっている。
その他2012年度 参加チーム
- VERDELAZZO旭川
- 旭蹴会
- Biei FC Grazie
- CLUBE TREVO