
Jリーグは1993年にスタートしました。それから30年が経過し、途切れることなく熱戦が繰り広げています。
J1 優勝を経験したことがあるは10チームで、複数回のはそのうち7チームです。最もJ1 優勝を経験した回数が多いのは鹿島アントラーズの8回で、3連覇と連覇をそれぞれ1回ずつ経験しています。それに続くのが横浜F・マリノスと川崎フロンターレのJ リーグ 優勝4回です。川崎フロンターレは連覇中ですから2022年シーズンにJ1リーグ優勝すると、鹿島アントラーズ以来の3連覇となります。
J1 優勝を経験した回数が5回を超える選手は5人います。そのうち4人が鹿島アントラーズに在籍した選手です。
1人目はフォワードの柳沢敦さんです。1977年生まれ富山県出身で、現在はサッカー指導者をしています。サッカーを始めたのは小学校1年のときで、中学時代には年代別の日本代表に選出されました。富山第一高校時代は全国的な有名選手となり、Jリーグクラブのスカウトから注目を集めました。10を超えるチームからアントラーズを選び、Jリーグを代表するストライカーとして活躍しました。日本代表でも58試合に出場し17得点を挙げています。
2人目は攻撃的ミッドフィールダーの本山雅志選手です。1979年生まれ福岡県出身で、現在はマレーシアリーグでプレーしています。幼稚園の頃にサッカーを始め、東福岡高校時代に高校サッカー3冠の立役者となりました。卒業後アントラーズに入団し10年以上にわたって10番をつけてプレーしました。
3人目はミッドフィールダーの小笠原満男さんです。1979年生まれ岩手県出身で、JリーグのシーズンMVPを獲得したことがあります。高校時代に年代別代表に選ばれ、A代表でも50試合以上に出場しています。イタリアのメッシーナの所属した1年を除き、20年以上のプロ生活をアントラーズで送りました。2001年のチャンピオンシップ第2戦で決めたフリーキックは、現在も語り継がれる伝説のプレーです。
4人目はゴールキーパーの曽ヶ端準氏です。1979年生まれ茨城県出身で、アントラーズのアカデミーからトップチームに昇格しました。20年以上の現役生活をアントラーズ一筋で過ごし、Jリーグの出場数は500を超えています。
アントラーズ以外でJ1リーグ優勝を5回経験したのは、家長昭博選手です。1986年生まれ京都府出身で、ガンバ大阪の下部組織からトップチームに昇格しました。初めて優勝を経験したのはガンバ大阪に在籍していた2005年です。それから10年以上たち、川崎フロンターレで4回の優勝を経験しています。