
さて、ではここから北海道サッカーリーグの下位ブロックの、リーグ戦について紹介していこう。先ず初めに紹介するのは札幌ブロックリーグで、札幌市を中心とした近辺のチームが競うことになるリーグ戦を繰り広げる。
下位ブロックリーグにおいては、北海道サッカー協会が参加においている15の所属協会に登録してもらい、どこの協会に登録しているかでどのブロックに割り当てられてられるのかということになっている。札幌リーグにおいて『札幌地区サッカー協会』に所属しているクラブのみが参加できることになっている。以前までは道央風呂奥にて参加を行なっていたが、ブロックの再編と共に札幌ブロックの新設が決まったことで、2012年から始まったばかりの新しいブロックとなっている。
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方式
試合方式となるのは、6チームによる2回戦総当りで行なわれ、会場は札幌地区の各会場を用いることになっている。2012年から~2013年に利用される会場は以下の通りとなっている。
- 札幌厚別公園競技場(メイン・サブ)
- 札幌サッカーアミューズメントパーク(天然芝・人工芝)
- 東雁来公園サッカー場
- 北海道立野幌総合運動公園陸上競技場
- 札幌ドーム屋外サッカー場(人工芝)
- 白旗山サッカー場
昇格
リーグ1位となったチームはブロックリーグ結晶大会の参加権利を得ることが出来、その大会において定められた成績を収めることで、上位リーグである北海道サッカーリーグ昇格となっている。ここまでの道のが厳しいことは言うまでもないが、毎年熾烈な戦いが繰り広げられている。
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降格
その年によって降格の条件は異なっているが、2012年においては以下のような降格条件が課されることになった。
- 札幌ブロック6位のチームは、Sリーグ(札幌地区リーグ1部)1位のチームと自動入れ替え。
- 札幌ブロック5位のチームは、Sリーグ2位のチームと入れ替え戦を行う。
- いずれも、札幌ブロックリーグと北海道サッカーリーグとの間の昇降格結果によって変更される場合がある。
札幌ウインズFC
ではここ、札幌ブロックリーグに参加しているチームを紹介していこう。今回紹介するのは『札幌ウインズFC』について語っていこう。チーム名は『元気な風の子』という意味があるそうで、風になることでボールと一体になってどこまでもプレイしていく、ということだろうか。どちらかというと空を飛んでいけ、みたいなチーム名に聞こえてしまうのだが、私個人の感想は置いておこう。
札幌リーグには昨年2012年に参戦しているのだが、それまでは道央・そして北海道リーグで活躍をしていた由緒ある実力を持っているチームでもある。2003年から2006年までの4年間は北海道リーグへの昇格を目指して何度も優勝を飾っていたが、北海道リーグに参入後の初年こそ2位という記録を残したものの、翌年からは結果が伴わずに2011年に道央ブロックへと降格してしまうのだった。
実力が証明されていたということもあり、2008年に主に北海道の唯一のJリーグチームとなっているコンサドーレ札幌とアマチュア社会人のチームが対戦するために創設された北海道チャンピオンズスーパーリーグにも参加する。同年の9月14日に行なわれた初戦の相手でもあるコンサンドーレ札幌に11対2と、大敗を喫してしまうのだった。
サッカー以外にも札幌フットサルリーグのウインターステージ1部にも所属しており、フットサルでも活動している。
ベアフット北海道
札幌リーグの参戦している主なチームとして次に紹介するのが『夕張ベアフット』についてだ。チームの元となったのは元々夕張市を拠点と置いていた『夕張ベアフット』というチームをベースにしており、1999年に夕張市社会人リーグから参戦を始める。その年にリーグでの優勝を果たし、翌年に北海道リーグ2部へと昇格を果たす。同じ年にはリーグ優勝も飾っており、更に1部昇格を果たす。将来のJFL昇格を目標にして、善導市民参加型のチーム作りを目指すという理念を持って、本拠地を札幌へと移転することを決定する。チーム名も現在の『ベアフット北海道』に改名するのだった。
夕張を本拠地においていた頃は中々の成績を残していたが、その後の活躍は乏しいものとなってしまい、ブロック最下位を記録してしまうこともあり、最後にはSリーグと呼ばれる札幌社会人リーグ1部への降格となってしまう。
その他の参加チーム(2012年度)
- 日本通運FC
- ボタンダウンFC
- 札幌真栄グランデ
- Revolt