
サッカー日本代表でも活躍し、現在はポルトガルのビッグクラブでもあるFCポルトに所属している中島翔哉ですが、ここではそんな彼のプロフィール・キャリア・実績・プレースタイルなどについて詳しく紹介していきます。中島翔哉は東京都八王子市出身で、小学校1年生のときにサッカーを習うか格闘技を習うか迷った末にサッカーを選びました。サッカークラブに入団した中島翔哉はブラジルへのサッカー留学を経た後、日本に戻ってきてからは東京ヴェルディのユースに所属し、高校在学中の2012年に東京ヴェルディとプロ契約を結びました。当時の監督に高く評価されていたことで出場機会にも恵まれていましたが、チームの成績不振で監督が退任すると次第に出場機会を失い、2014年にはFC東京に移籍することとなります。FC東京入団後すぐにカターレ富山にレンタル移籍することになりましたが、カターレ富山ではリーグ・トーナメント共に中心選手として活躍し、その活躍が認められてFC東京にレンタルバックされました。オリンピック代表の中心選手としても活躍していましたが、海外クラブからのオファーを勝ち取った中島翔哉は海外志向の強さもあったことから海外移籍を強く熱望し、2017〜2018年にポルトガルのポルティモネンセへ移籍を果たします。ポルティモネンセでは才能を遺憾なく発揮して評価もどんどん高まり、その活躍もあって2019年にカタールの強豪であるアルドゥハイルへの移籍が決定しました。同じ年の7月にはポルトガルの名門としても有名なFCポルトへ移籍を果たし、背番号10番を付けたことは大きなニュースとなりました。
中島翔哉のプレースタイルは生粋のドリブラーで、重心が低く切れ味鋭いカットインからのシュートは日本人離れした個の強さを感じさせます。また、シュートの強さも特徴的で、日本人はアジリティに優れていても最後のシュートのところでパワー不足になってしまったり、シュートが枠に飛ばないということが多いですが、彼は細かいタッチをしながらカットインしてシュートまで持っていくのが得意なのでGKもタイミングが取りづらく、シュート自体にパンチ力があるので多少の距離があっても難なくゴールの枠に飛ばすことができます。サッカー選手として体格に恵まれているわけではありませんが、類い稀なる技術・アイデア・サッカーIQで相手DFを圧倒していく魅力的なドリブラーといえます。