
サッカーの中島翔哉選手が、2018/2019年度以来の古巣であるポルティモネンセクラブへの復帰が話題となりました。ポルティモネンセクラブはレンタル契約を結んでおり、今後の活躍が期待されます。現在27歳の中島は、FC東京から、サッカーアスリート欧州初上陸を果たしました。
欧州初上陸を果たしてから、中島はそこで非凡な才能を発揮。2019年にはカタールのナショナルチーム、アル・ドゥハイルへ加入しました。そして同年にポルトガルでも屈指の強豪チャンピオンリーグの常連の、ポルトに移籍したのです。
ポルトでは背番号10番を背負って期待がかかっていましたが、思ったような結果を出すことができす移籍しました。ただしこの2か月間は怪我も重なり長期離脱をするなど苦労を重ねていました。結局2月以降は公式戦に出場がないまま、ポルトにレンタルバックされたという経歴です。
そんな中島に、古巣のポルティモネンセが再度声をかけてきてくれたのです。移籍に伴い加入会見で中島は、「このスタジアムはすごく個性的で個人的にも好きですし、またここでプレーできるのが嬉しいです」「「プレーでピッチで楽しんで、チームで協力して頑張っていきたいです」とこれからの抱負をコメントしました。
怪我の経過の様子も、「今のところ問題はないです」と中島選手は語っています。ポルティモネンセの会長は「息子が家に戻ってきた、彼を再びチームに呼び戻すことができてうれしく思います」とコメントしています。日本人ミッドフィルダーの能力を認め、祝福で迎えてくれたのです。
ポルティモネンセでは公式47試合で、15得点・7アシストを挙げた中島選手。けがで振るわなかったここ近年の雰囲気を打破し、古巣のチームで活躍できる日を私たち日本のサッカーファンは心待ちにしています。ポルトガルの公式戦はすでに始まっているために、いかに中島選手が活躍してくれるかを私たちも楽しみに見ることになるでしょう。ヨーロッパで活躍する日本人が多くなっている中、中島のように10番を背負って戦う実力者はまだまだ少数です。
有名なクラブを渡り合ってきた中島が、経歴を活かして欧州のサッカー界に名を残してくれることを祈るばかりです。また、日本サッカー界の歴史を変える瞬間が訪れるのかもしれません。遠くから私たちは怪我を物ともせずに努力を繰り返す、中島選手を応援という支援を行い毎日を過ごしていきたいものです。